生理
こればっかりは個人差があるので何とも言い難いのですが,痛くて大変な人は無理せずに稽古を休んでもいいのではないでしょうか。
あまり無理して稽古をしても痛みが気になって技術の上達にはつながりにくいと思いますので。しかし,素振りなどの軽い運動は血行をよくしますので症状を良 くはするそうです。激しくしすぎないように自分で調節しましょう。月経痛解消法としては,手の親指と人差し指のまたの間にあるツボを親指と4指ではさん で,こねるようにして揉むと,痛みが和らぐらしいです。
痛みがひどい事も気になりますが,ないのも心配です。「ほっといても楽でいいや」という人は別として,そうでない人は病院に行って早めに治療を受けた方が いいと思います。思春期の場合はまだ未発達だし,精神的にも悩みやストレスで不安定になることはよくあることらしいのです。主な原因としては,ストレスを 感じることによってホルモン分泌が正常におこなわれなくなり,止まってしまうようです。また,無理なダイエットをおこなった場合も止まる原因の一つだとい われています。でも,激しく剣道をやっている人には意外と多いみたいです。
にきび・ふきでもの
女性にとって,肌の悩みは年齢に関係なく果てしなく続きます。必要以上の日焼けや乾燥,睡眠不足,ビタミン不足や食生活の偏り,たばこやコーヒーなども肌荒れの原因です。また,精神的なストレスや内臓障害が原因となってる場合もあります。
剣道に関していえば,吹き出物やニキビが出やすいとすれば「汗をいっぱいかいたあと洗顔しなかったため」がおもな原因になるのかもしれません。また,面は 洗濯するわけではないので,何年分も汗を吸い込んだ面があたり顎や額があれてしまうこともあります。この場合は湿気の多い夏場は練習中は手ぬぐいを半分に 切った布を顎にあて面をかぶり,練習後は面をちゃんと陰干しするなどの努力が必要です。また,稽古後は必ず洗顔しましょう。これである程度は大丈夫だと思 います。
そのほかにも体質的なものもありますが,一般的な予防と治療法を挙げておきましょう。1日に3回以上,お湯と良質の洗顔料で十分に洗い流します。洗顔後 は,弱酸性の化粧品をつけます。ニキビができているときは,ファンデーションやコールドクリームなどの脂肪分の多い化粧品は避けましょう。
化粧
私は肌が弱いので化粧は稽古のときにはしません。汗をかいてファンデーションで顔がかぶれてしまうのもいやなので。
しかし,女子の試合に行くとばっちり化粧している方もいます。外に行くときの身だしなみとしておこなっているので, わたしはどちらでもいいと思います。ただし,一汗かいて面をとったら「化け物」になってしまうような必要以上に化粧はしなくてもいいと思います。そんなん でろくに先生方に挨拶もせずトイレに駆け込むようでは,身だしなみも何もありませんので。
剣道の際には肌のためにもはげない程度のナチュラルメークをおすすめします。
剣道でも女は「タイタニック」!?
剣道をやっていて思うのですが,女性は比較的何をやらしても我慢強い気がします。
大変厳しい稽古をしたとして男性がすべての体力を使って完全燃焼してしまうのに対して,女性は無意識のうちにセーブし長持ちさせる傾向にあるようです。そ れはやはり子供を産み育てるという使命ゆえか人間の生存本能の一部として備わっている気がします。女性の過労死も男性に比べれば少ないようですし。
こうなると剣道の面でも「タイタニック」状態になっているのかもしれません。これは私の持論ですが,女性が稽古をするときには一気に短期集中で練習するの ではなくて,長期間同じ事を地道に体に覚え込ませるのが向いている気がします。スピードにも限界がありますし。女性は精神状態が稽古に現れやすい傾向があ るので一気に負荷をかけるとストレスになり,上達が遅れることが人によってはあるのではないでしょうか。まあ,個人差があるとは思います。みなさんはどう 考えますか?
剣道に見られる男女差
剣道での男女差というとまず目につくのは大きくは以下の2点です。
(1)スピード(瞬発力,俊敏性)
(2)パワーの差
試合を見ていても,男子の試合を見てから女子の試合を見るとスローモーションでもみているかのようにゆっくり見えます。稽古をしていても,男子が本気でかかってきたらパワーではまず勝てません。立ち向かおうとしたらこちらの体が壊れてしまうでしょう。
では,女子剣道の特性とは何でしょうか。そこを考え生かせればそれこそ「男女差」を感じず稽古や試合ができるでしょう。なんてったって,剣道は個性に合わせて考えてできるスポーツなのですから。
女子剣道は以下の4点が良い点として挙げられるのではないでしょうか。
(1)体が軟らかい
(2)持久力がある
(3)打たれ強い
(4)軽やかな動き
ほとんどは子供を産み育てるために備わった女性特有の生体能力からくるものです。最近は体格的にも女性は恵まれてきていますので,パワーで剣道をおこなう 人も中にはいるかもしれませんが,(1)~(4)の特性を生かした剣道をすれば良い意味で力の抜けた無理のない剣道ができるのではないでしょうか。
「ガツン,ガツン」やる稽古にも女性の場合は限界があります。年をとってから行き詰まってしまうのではないでしょうか。
せっかく生まれ持っている女性の特性,是非取り込んでいただき独自の剣風を練り上げてみてはいかがでしょうか。
脳震盪(のうしんとう)または頭を打った
後頭部の強打によって一時的な意識不明があるが,脳に直接の損傷はなく,短時間で治るのがほとんどです。しかし,脈が少なくなったり,吐き気,頭痛,めまいなどが激しいときは,急いで専門医の来診を受けるようにしましょう。
肉離れ
これは痛いですよ、結構。アキレス腱切れたかな?と勘違いしてしまいそうな衝撃があります。きれいに治さないと筋肉に跡がのこり再発の恐れがありますから根気よく治しましょう。
原因
肉ばなれとは、「筋繊維」や筋肉を包む「筋膜」、筋肉を構成する「筋繊維束」が部分的に切れたり、過度に伸びた状態。筋肉の柔軟性が悪いために筋肉が強く 収縮したとき、急激に引き伸ばされ、肉ばなれが起こります。ウォーミングアップが不十分なときや、筋肉が疲労しているときに起こりやすくなります。 肉ばなれの症状は、激しい痛みや腫れ、内出血などで、患部を伸ばすと痛みが増強するのが特徴です。
応急処置
ただちに患部を固定して安静にし、冷却するなどのRICE療法を行ってください。回復時には温湿布やマッサージ、筋力強化などを医師の指示にしたがって行 います。軽症の場合、約2カ月で回復しますが、筋肉自体に部分断列がある場合などは、手術が必要です。 肉ばなれは疾走中やジャンプの踏り切り、陸上短距離でのスタートダッシュのときによく起こります。運動前に念入りにストレッチングをすることで予防できま す。
経験談1(1999/秋)
昨年,杉並区の大会に出場した際にこれをやりました。その当時は仕事が忙しく,週に1回稽古ができればよかったというくらい練習ができませんでした。そし て,当日を迎えたわけですが,何試合も続けている内にかかとのつけね(アキレス腱?)が痛くなってきました。しかし,そのまま続行しました。
運良く決勝まで進出したのですが,面に跳んだときに「ばちっ」と音がした気がしました。「やばい」と思ったのですが,もう床には足がつけられずペンギンの ような状態でした。審判が一度止めてくださったのですが,優勝が目の前ということで続けてしまいました。結局試合に負けましたが,その後の処置もまずかっ た。
筋肉はいびつに上に上がり,縮みきっているかんじ。とりあえず,コールドスプレーを借りてひやし,救急病院に行くのがいやでそのまま表彰式にでてお酒まで 飲みに行ってしまいました。その後痛くて病院に行って大変怒られました。ふくらはぎのひどい肉離れでした。しばらくは固定,練習禁止となり3ヶ月は練習で きませんでした。予後が大事という教訓になりました。みなさんも気をつけましょう。
経験談2(2000/03/25)
あれは,春のこと。成蹊大学剣道部の稽古に参加。地稽古最後に一本勝負まけたらかかり稽古30秒という内容の稽古。2回目の勝負終了後の掛かり稽古で「ぱつん」と音がした。誰かの竹刀がぶつかったのだろうというかんじ。
剣道をはじめてから2度目の肉離れ。しかし,今回は前回のよりも幾分軽かった気がする。近所の接骨院にいってガチガチに固定された。全治2ヶ月。前切った ときにきれいになおさなかったもんだから,「断痕」がのこって筋肉がぼこぼこになり切れやすくなっているそう。かなり丁寧になおさないと,またやっちゃう そうだ。観念して病院通いに勤めた。もともと筋肉がかたいから切れやすいらしい。
今は稽古前後はストレッチをやるようにしている。