打撲

これは主に竹刀で打突される事によって,皮膚が骨膜までの軟部組織を損傷するもので,外出血のない外傷です。痛みがある場合は骨折を疑い、直ちに病院へ。頭の打撲に関しては注意が必要です。

応急処置

・特に骨折や皮膚に傷などがない場合は、患部に湿布薬を張ります。
・湿布薬がない場合は、氷のう、またはぬらしたガーゼやタオルを頻繁に替えて冷します。

その後

・痛みが和らぐまでは冷やす
・次に少しずつ温めてマッサージや軽い関節運動を継続
・徹底的に完治するようにつとめましょう

頭の打撲は要注意

軽そうに見えて重く、重そうに見えて軽いのが頭の打撲。何より油断大敵です。病院で精密検査を受けた方が安心です。
・頭を打った場合には、なるべく動かさないで観察し、担架などで早く病院に送る。
・意識がないときには、窒息させないよう注意することが大切です。
・口の中の食べ物や入れ歯などは取り除いて下さい。
・耳、鼻、口から出血している場合は、頭蓋底骨折の恐れがあります。
・血液、嘔吐による窒息を避けるため、口の中には常に注意を怠らないようにしてください。