【昇段】土屋理紗 七段合格(H9年卒)矢野昌成先輩より
11月23日に開催された剣道七段審査会(東京)にて、土屋理紗(H9年卒)が合格しました。
矢野昌成先輩よりお祝いコメント
蹊剣会、昭和51年卒業の矢野昌成です。
土屋理紗さんが11/23日の昇段審査で見事七段に合格されました。自らの昇段を広報担当がご披露するのを差し控えておられましたので、三浦幹事長殿と相談して、勝手ながら私から広報させて頂きます。
土屋理紗さん
この度の七段ご昇段、誠におめでとうございます。
僭越ながらOBを代表して。心よりお祝い申し上げます。
一昨年か?八段を目指す姿がテレビ放映された根本道世さんにご記憶のある方もおられると思います。
彼女が七段を取得したのは平成7年。
女性七段がこの年、やっと4名になったそうです。
全国で4名⁉️です。
当時「女性の七段というのは男性の八段と同等だよ」と声を掛けられたといいます。その時、根本さんは、その意味が分からなかった。
のちに八段を受けようとした時に、この言葉が八段に挑戦しないよう彼女に引導を渡す意味だった、と教えられたそうです。
そんな時代を経て、昨今、女性七段の合格者が増えてきました。
とは言え、土屋さんの合格した四十代は男性陣も強敵揃いと拝察申し上げます。その猛者たちの中での合格です。
見事の一言に尽きます。
全日本女子剣道大会が長野開催された時、立派な剣道形を披露されたのを映像で拝見しました。
七段合格のお名前を拝見して、あの剣道形の様に、立ち会いをされたのだろうなぁ、と勝手な想像を致しました。
日頃は蹊剣会のホームページを始め・広報活動にも長年携わっていただいており、お仕事の一環とは言え、凡人には出来ない事と、常々、感服致しております。
今回の七段合格を成蹊大学剣道部関係者一同で心からお祝い申し上げたいと思います。
現在も女性八段は誕生しておらず。
実質的に七段が最高位である事は、厳然たる事実です。
繰り返しになりますが、今回の合格、誠におめでとうございました。今後の益々のご活躍を祈念申し上げます。
文責 矢野昌成
皆様へのお礼
お世話になります、土屋です。お陰様で昇段することができました。
これも、成蹊大学剣道部の先生、先輩後輩、関係者のみなさんと一緒に稽古をし、サポートしていただいた日々があってこそと感謝しております。また、熱いお祝いコメントを矢野先輩よりいただきました。お心遣いありがとうございます。この場をおかりしてお礼とご報告を申し上げます。
剣道を通して培ってきたことを、今後も成蹊大学剣道部やみなさんと一緒に磨きあげる所存です。
今後ともご指導のほど宜しくお願いします。