中段の構え

すべての構えの基礎となる変化自在の攻防に最も適した構え

■構え方

背筋を真直ぐに伸ばし、首筋も同様に伸ばして顎を引く
大きく深呼吸をして息を下腹部(下丹田)にためる
胸部を開くようにして両肩を落とす
左拳はおへそより約一握り半前にだして,右拳は鍔よりわずかに下に離して握る
竹刀の弦は上にする
剣先を相手の喉の高さに保つ
両手首は力を入れすぎず柔らかくしておく
両肘は大きな卵を抱えるような気持ちで,ゆったりと軽く胴に接するように構える